1st、2ndが異形のダークなソウル/ファンクとして傑作だったBLK ODYSSEYの2024年3rd。
2ndが年間ベストに挙げたくなる愛聴盤だっただけに、本作も大変な期待を寄せていたのだけど。
雰囲気がガラリと変わったジャケが物語るように、サウンドの指向も随分と変貌したことに面食らった。
本作を特徴づけるのはオルタナ・ロック感の強調。
泥沼のような漆黒のグルーヴは大胆に希釈され、代わりにロックのダイナミズムとメロディックな鮮やかさを取り込んだ。
そんな中で前作譲りのドープな質感を残すこの曲がやはり好み。
Joey Bada$$の気怠いラップが楽曲に深みを与えることに成功している。