Tetsuya Komuro for JIN1023

映画『天と地と』の川中島の戦いで流れるボレロ調のとても勇壮な曲で大好き。
クラムボンのミトさんが推すのもよくわかる。笑
譜面に書いて生のオーケストラでやれば楽なところを、小室哲哉は当時最先端のモンスターシステムだったシンクラヴィアを駆使し、録った生音を一つ一つキーボードの手弾きで重ねに重ねまくって、トラック数は200超え。
残響音の編集にも緻密にこだわり、臨場感を出すためにわざわざ大宮ソニックシティに1000人入れて公開録音し、その人間の空気感までも取り込んだという。
独特の質感のオーケストラや西洋楽器のサンプリングと編集による和楽器のサウンドだったり、なかなか面白いサントラでお気に入り。