眼ジャケ24枚目。Kaytranadaのインパクト抜群な1st(16年作)。今年のコラボ作も良かったですが、本作の方が自由にやっている分、窮屈感がないでもない。
遠近感ゼロでチカチカするジャケに対し、音はかなり空間を意識してる感じがして、少ない音でもスケールが大きく聴こえます。その辺がマス層へも届く秘訣かもしれない。ただ、実際は曲ごとにめちゃめちゃ緻密に音の鳴らし方を作り込んでいる気がする。シンプルに踊れる曲ばかりなのに似たような曲がなく全体の完成度も高い。テンション頼りじゃないので家でも自然に聴ける。
この曲はキックが上モノを全部ぶった切る強烈な音。種類は違えどMoodymannなみの黒さ。