この曲の息が漏れるところとかがたまらなく好きです。
エゴラッピンは馴染みやすいジャズっていう印象だった。
個人的にはこういうマイナーキーの曲が好き。
建て直す前の実家には父が知り合いからもらった大きすぎるステレオ装置があって、そこに母はB'z、兄は安室ちゃん、僕はPUFFY、みたいに各々が自分で買ったCDを入れて聴いていた。
父はトラックの運転手で仕事中に聴くラジオから気に入った音楽を仕入れていた。特にEGO-WRAPPINはよくそんなに同じCDばかり聴けるなと思うぐらい聴いていた。久々この曲と2nd〜3rdのアルバムジャケット見て聴くと昔の実家だ〜と蘇ってきた。
そんな父は未だ頑なにガラケーを持ち、TSUTAYAでCDを借りてはPCに入れUSBメモリに移して聴いている。
Spotify知ったらひっくり返りそうだな。
#家族と音楽
高校の放送室にて。
教室で孤立していたぼくにとって、他クラスの友人と集まる昼休みの放送室が唯一の居場所。放送委員会。
スガシカオ、スライとファミリーストーン、オーティスレディング、ダニーハサウェイ。じぶんのすきな偏った曲を流すから、ほとんどの教室で音量をOFFられていた。
その日はメジャーデビュー前のエゴラッピンを流していたところ、とつぜん放送室のドアが開く。「これ誰の曲?かっこいいね!」入口を見ると学年でもオシャレで有名な軽音部の女子。「これね、関西のバンドなんだ」ぼくが説明すると、うわ…こんなオタクが流してたのかよ…女子は明らかな困惑顔で「ああ、そうなんだありがと」ドアが閉まった。