激情プログレとしてゼロ年代のバンドの中でもかなり衝撃的だったmars volta、まさかの10年振り新作。憑き物が落ちたかのごとくボーカル作品に変貌していた。これが意外と現代型のmars voltaとしてしっくりくる。ラテン要素を強めにしてヘビーさを抑え目に、長尺曲もなしなのだが、このバンドの本質的な緊張感のようなものは変わらず、得体の知れなさが出ており、聴いていてゾクゾクする。ラストのこの曲は、本作の中ではけっこうロック。
398日目。
USのハードコア/オルタナティブロックバンド。
こちらは先日10年振りにリリースされた新譜から。
だいぶ作風が変わりハードコア要素はほぼ無くなりましたがこれはこれで好きですね。
曲によってはAORか!?と思わせるようなサウンドもあったりと最初に聴いた時は非常に驚きでしたが、1曲1曲のクオリティは高くアルバムとしてもまとまりがあります。
聴き始めたら止まらなくなる相当なスルメ作品。これはもしかしたら今後の愛聴盤になるかも…