コスパという物差しを取り払った時、そこに何が残るのかも考えてみてください。最短とは自分が望んだものですか。それとも社会のシステムや誰かが設定したものでしょうか。
まっすぐに走っていれば、余計な物はくっついてはきません。反対に非効率な生き方には、いろんな物がまとわりついてきます。 体は重くなるけれど、その過程で自分を守るすべや戦うすべとなる知恵や知識が手に入るかもしれない。それは最短距離を突き進む際にも武器になるものです。
効率を否定するつもりはありません。 私は最短の道を行ったことはありませんが、きっと経験
した人にしか見えない風景もあるでしょう。
共同通信社 - 迷いのない人生なんて より