近年のドラ映画は大人を泣かせようとしすぎて肝心の子どもの観客がヒマそうにしていたりするのが気になっていた。今回はそんなことはなく、子どもたちはめちゃくちゃ盛り上がっていた。貴重な映画体験になることだろう。
ラストの別れのシーンもだらだら泣かせようとせず、さわやかにスパッと終わってエンドロールに入るのも良かった。そして、流れるこの曲。泣いた。
エンドロール後、拍手している子どももいてそれを見てまたしても泣く俺。
先日子供達と「ドラえもんのび太の宇宙小戦争2021」を観に行った。コロナ禍で公開が一年延期になったことで偶然にも程があるくらい今の世界情勢と重なっていてびっくりした。現実はすっきりハッピーエンドとはいかないだろうけど..世界中の人々に見てほしい映画だった。エンドロールで流れてきたこの曲の歌詞にもこの映画のテーマがしっかり込められていてはっとした。めちゃめちゃポップで気持ち良いのにめちゃめちゃ泣きそうになる不思議な曲で、時代が流れても子供にも大人にも沢山のことを教えてくれるドラえもん映画みたいに誰もが楽しめる曲だと思った。映画見終わった日から何度も聴いてます。髭男他にも色々聴いてみよー。
ドラえもん見てたら流れてきた。映画、延期になったんか…
聴いた瞬間に2021年のトップソングだって思いました。リリースが確か1月だったけど聴いてて思わず「ワッこれすげえ!」って声が出るくらいに。
聴いてるだけで根拠のない自信と明日も頑張ろうって気持ちが湧いてくることが本当に凄いなって思います。よくある元気を出せとか頑張ろうとかじゃなくて、一緒に帰ろうみたいな安心にとても近い曲。それこそがポップソングの役割なんだろうけど、ポジティブな言葉を使わないで、ここまで伝わってくるのは本当にポップソングを体現しているようで素直に綺麗だなと思いました。
この曲がネガティヴな事象だらけの2021年にリリースされたって事も含めて凄く意味がある事だなって感じます。
イントロのピアノが重厚で何かが始まりそうな雰囲気。
王道のポップをケレン味無しで表現するOfficial髭男dismに脱帽。
ドラえもんを下敷きにして、比喩や暗喩で歌詞を練り上げていって聞くものの心も動かす。
なんて美しい曲なんだ!
涙、涙、涙。
20210109
ドラえもんの映画の主題歌。
この曲も声出てるなあ