SuchmosのキーボードだったTAIHEIが率いるジャズバンド、賽(SAI)の1stアルバム。とはいえ去年も2枚のミニアルバムを出していたので、実質3作目です。
前2作を無理なく統合した柔軟性の高いバンド演奏です。単純にメンバーのプレイがかっこいいし、その魅力がそのまま現れているところにSuchmosと共通する美学があるかもしれません。変に難しいことをやってない抜けの良さみたいなものを感じます。
この曲のように正統派なアコースティックジャズもあればダンサブルなクラブジャズもあり、かなり自由です。強いて言えばトランペットの艶っぽさが特に好きです。