空気公団の12年作。新作のLPがもうすぐ届いたり、Spotifyで聴けない初期作を集めたり、個人的に空気公団熱が高まりつつあります。
10年代のオリジナル作品では本作が一番好きで、ライブ録音+αですが全て新曲。張り詰めた緊張感と音が空間に広がり夜に溶けていく開放感をゆったりと堪能できる贅沢があります。
全曲素晴らしいのは当たり前として、ラストのこの曲での明日に繋がる締めが良いです。
「意味なんて答えじゃない 今日はこれきりの美しさを あなたに伝えなければ」という歌詞は彼らの楽曲の中でも指折りのフレーズかと思います。山本精一の客演も完璧です。