酔っ払って帰る道の途中、大きな公園をぐるりと歩いていた夜。この曲を聴きながら歩いた日の夏の夜のなまぬるい空気を覚えている。Tempalayの『のめりこめ、震えろ。』を大音量で聴いていると、空気と自分の境目がなくなっていく心地がする。酔っ払っていたのも大いに関係しているかもしれない。近所にある公園は、灯りの数が少なく、とても広い。午前二時、リズムをとりながら歩いていても誰も気にしていない(ように感じる)。みんな、たまには踊りながら歩きたくなる夜もありますか。そんなときにこの曲をを聴くと、世界が半径5mに収まってしまったような感覚が湧き起こる気がします。爆音で聴いてください。