大学では、学園祭の実行委員会をしていた。
学園祭が終わり一息つく頃、サークル内でカップルがたくさん誕生する。これはもはや風物詩といって差し支えない現象であった。
慌ただしい日々から解放されて始まる "祭りのあとの祭り"、誰が呼んだか「ストーブリーグ」。愛の告白を「登板」などといって笑って送り出す文化があった。
この曲は、そんなストーブリーグのテーマソングとしてサークル内で機能していた。
今もそうだろうか。コロナが潰してしまっただろうか。
ガガガらしい素朴で素敵な歌詞に、酒とゲロの匂いがまとわりついて、郷愁を誘う。