本作もリリースから1年経ちました。散々聴いても尚面白くますます分からない。ジャケをジーッと見れば見るほど像を結ばないのと同じ感じです。
本作はどの曲も詞の余韻を感じられるのですが、その点で特にこの曲が素晴らしいです。
「千のか細い流れ星が 音をたてず唄い踊った」というラストの印象的な一節からの長いアウトロに浸っていると、自分が海辺で呆けているように錯覚してしまいます。海星のことを指している一節なはずですが、頭上の星空もイメージするとより幻想的だなあと妄想します。
本作の中でも生音が印象的に使われている曲で、ホッと一息つけるところも素敵だと思います。
これで本作の曲をほぼ投稿してしまった…