前作『Lost & found』でオルタナティブR&Bとはなんぞや、と。あまりその手のジャンルに馴染みがなかったのだが一気に引き込まれた。そしてこの2ndは曲の尺が短くなったぶん濃密かつ艶やかさが増したように思う。彼女のハスキーで太い声はとても上品でjorja smithの曲だとすぐわかるのは強い。
インタビューでAmy winehouseが好きだと語っていたのも納得。またジャケットカラーの深紅がいい味を醸し出している。
R&B。今年は傑作が多い。lost girls、Sofia kourtesis、そしてjorja smith。さらにErika de casierも間違いなく傑作を出してくるでしょう。
なんというかこれから2030年までの間で、今年はターニングポイントになるような作品が多いと思います。このJorjaもそうです。彼女のキャリアの中でもこの作品は、ハイライトの一枚だと思うし、音楽シーンにおいても重要な一枚として音楽雑誌、サイトでピックアップされると思いますね。
この曲はリズムの取り方がユニークで、彼女のボーカルを引き立てるために音数が限りなく少ないけど非常に幻想的で美しいなと思いました。