子どもと聴きたい谷山浩子さん。
「ニャンコ ニャンコ 花さかニャンコ」のリズムがなんとも楽しい。
怖くない方の谷山浩子さんの童謡である。
花さかじいさんのように行く先々に花を咲かせる猫のことを歌っている。
花さかニャンコが歩けばあちこちに花が咲き乱れ、喧嘩をする人も笑顔になる。
やがて地球上を花で埋め尽くしたニャンコは宇宙に飛び出し、銀河に花を咲かせて回り、最後はブラックホールにも花を咲かせんと突き進んでいく。
途中まで童謡らしい歌詞だと思っていたのに、気付けば宇宙を舞台とした壮大なSFになっている。
可愛らしいメロディのまま。
浩子さんの特異な世界観はどこまでも私の心を掴んで離さない。
谷山浩子さんの世界のアレもコレも白も黒もを、こんなにも一気に全部詰め込んだ歌。これもう宇宙滅亡ソングじゃないですかね。ピポパポパ🌸🐈💫