Beverly Glenn-Copeland The Ones Ahead for aoba_joe

Beverly Glenn-Copelandのなんと20年振りの新作。私もニューエイジの名盤である"Keyboard Fantasy"から聴いた身なので、かなり違う音楽性に驚いた。
本人の包容力のある歌声とゴスペルコーラス、曲によってはアフリカンパーカッション、このあたりが主軸の極めて誠実なSSW的作品。Anohniのように現代の危機に生身で対峙するような、愛と痛みと祈りに満ちた曲たちに背筋が伸びる心地だ。同時代的でもありながら普遍性も感じる器の大きさに身を委ねたい。
地球市民的な感じはニューエイジ作品に通じるところもある。