何がいいって、ジャケがサマソニなのが1番いい。
3rdが発売された後のライブアルバムですが、2ndよりも、ロジカルな楽曲と切ないメロディで完全に一皮剥けたslipknotの3rd。シンバル類の音を控え、キック、スネア、タム類が全面的に出される凶暴なミックスは、リックルービンの所業でしょうか。
その洗練された3rdの音もライブになれば大暴れ。当時のドラム、ジョーイ・ジョーディソンがこのアルバムではリズムが走る走る。それがバンドの個性とマッチして非常に聞き応えがあります。マシンガン音のようなキックと、高いピッチのスネアで繰り出されるブラストでかなりの人数がヤられているのではないでしょうか。