Am Stadtrand
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Roedelius Am Stadtrand for azukiog

クラスターやハルモニアで確立した独自のアンビエント・ミュージック理論をソロでは更に推し進めたレデリウスによる実験的ポップ。日本で言えばシンセサイザーの巨匠、冨田勲に近いアプローチ。

ちょっと不穏でドヨ〜ンとした旋律が印象的で、クラスター同様に現代音楽的要素をひしひし感じる。全体的に暗いような明るいような、丁度いい塩梅のニューエイジとなっている。また、フィーチャーリングされるサックスフォーンもお洒落。

ジャズ、クラシック好きにもオススメしたい新しさと懐かしさが同居するエクスペリメンタル・ミュージックの金字塔。どこのドイツが最初にこんな事を考えたのだろうか?