学生時代、曲の歌詞が「日本語としては理解できるけど、実感がない」っていうことが多かった。
人によって感じ方も受け取り方も違うから、別にそれでも良いのだろうけど、テレビや雑誌で「大人になって歌詞の意味が分かった」という誰かのインタビューを目にするたび、いつかは僕にも分かるのだろうか? なんて、ちょっと不安に思うこともあったり。
この曲も学生時代によく聴いて、そんな思いを抱いたりした。実感が無かったから歌詞はあんまり聴いてなかったけど。
“君の形 僕の形 重ねてはみ出したものを”
“わかり合う事をきっと愛とか恋と呼ぶはずなのに”
今ふと聴いて。自分も大人になったのかもな、としみじみする…