Carnationコンスタントに投稿するマン。99年作でやりたい放題具合では"天国と地獄"(92年作)と並ぶ作品。
ソウルフルなグルーヴを封印してオルタナに舵を切り、そこに勘と経験と破壊衝動によるマジカルなアレンジを振りかけ、それでも輝く名曲群に心打たれます。直線的で自棄っぱちなロック曲が最高ですが、中盤に控えるこの曲も全編サビじゃないかと思えるほどメロディが冴え渡っています。徹底的に後ろ向きな歌詞なはずなのに優しい美しさが光っている。
彼らは名盤か隠れた名盤しか残していないので、いつか全部投稿することになるでしょう。