アトランタ出身のThe-Dreamは裏方として数多くのヒット・ソングを生み出してきたゼロ年代最高のプロデューサーの1人であるが、自身のソロ作でもその存在感の強さは健在。
この2010年作は『Love』3部作の完結編。
R&Bとヒップ・ホップをシームレスに接続する鮮やかな手腕が冴え渡る名盤。
ボーカルの線の細さはR&Bシーンでは弱点になりがちなところを、巧みなセルフプロデュースによって補完、この声が映えるプロダクションを堂々展開した。
ハイライトはこの曲。
彼の最大の影響源とも言えるPrinceへのリスペクトが横溢したミドルR&B。
チープなシンセ・ビートにハレーションする歌が煌めく名曲。