でんでんぱっしょん
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Dempagumi.Inc でんでんぱっしょん for oitoko

小説家(自称)の男がいた。桜木町で乱痴気騒ぎになったあと単身で札幌に渡り、今はどうしているか分からない。
その男の部屋で映画「渇き」を観ていた。丁度高校生によるオクスリ乱用パーティーのシーンでこの曲が流れた。
小説家いわく「美しすぎる童話を愛読したものは、大人になってからその童話に復讐される(寺山修二)」。要は高校時代に演劇をやってモテモテだったが早稲田に落ちてから人生ガタガタという意味だった。うるせえ。
人間は去っていくが、もたらしてくれた音楽は消えない。ありがたいことだ。