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ceroの新作に向けて諸々聴き返す。髙城晶平のソロ(20年作)は、ceroとは異なりモノトーンでスモーキーな世界を創り上げている。歌とギターが主軸のSSW的作品というのがまず新鮮で、たゆたうグルーヴに身を任せるかのような低い歌声が心地よい。ローファイな音の鳴りも素晴らしく、この曲のギターソロは極楽の響き。
渋い世界だが、ceroより本作が好きという人もいるだろう。
フジロックの配信終わって(リピート配信してるけど)、なんだか夏が本格的に終わった感じ。夜風も夏なのに、このところある程度涼しい。
さびしさと頭をクールダウンするのに、この曲を。
みんなパーティーに夢うつつだから、やって良いのか、悪いのかわかんないし、夢見たいのかな。
フジロックの会場から、3日目の夜に帰る時の切なさったらない。段々と遠くなっていくステージの明かり。ゲート外のパレスの猥雑な光を3日間の疲れからスルーし、段々とキャンプサイト、場内駐車場、シャトルバス、近辺の宿という感じで分かれていく。
みんなまた来年だな、といつも思ってた。
こんな悪夢みたいなことになるとは。