Glansという札幌のバンドの初作。GEZANのレーベルから出たそうです。5曲で39分で実質1曲のような構成という、どこぞのLong Seasonだと思ったら、ある意味ではその通りかもしれません。
ドローンな導入からの人力ミニマルグルーヴが色んなパターンで楽しませてくれるのですが、ラスト5分くらいはひたすら力技でテンションを上げていきクールから野生へ変貌。そして、最後の曲のラスト40秒で爆発します。随所にサイケ要素があるとはいえ、安易な陶酔感に走らずに、直線的に最高到達点を迎えて終わる潔さにはカッコいいというしかありません。
四次元やくざ犬って感じなジャケも最高にイカしてます。