アビイ・ロード・スタジオのエンジニアとしてビートルズやフロイドなどを手掛けたプロジェクトで、事の始まりは1974年。
緻密なサウンドを追求するプログレッシブ系のロックバンドだが、ソフトで聴き易いAOR的な要素もある。
エリックのあったかいヴォーカルはとってもハートフルで、聴く者の心を瞬く間に惹きつけるだろう。
また、オーバーダビングを何度も繰り返して練られた重厚な音はフィル・スペクターの『ウォール・オブ・サウンド』を想起させ、耳の肥えたプログレファンにも聴き応え十分だ…
ただ、一風変わっているのはアランもエリックもキーボード系の奏者にも関わらず、ギターサウンドが前面に出ていることだろうな…