小袋成彬の来たる新作に向け復習中。こちらは19年の2nd。12曲32分というコンパクトさで、素晴らしい曲もあっという間に終わってしまうけど、その寂しさよりも通しで聴く充実感が上回ります。
サウンドも歌も楽曲もカッコいいので何から触れればいいか困るのですが、日本語で歌っていること、自分の言葉を持っていること、その言葉がダサくなくお洒落過ぎて上滑りすることもないことが重要だと感じます。この曲のようにそれら全てが噛み合った時は感動します。
何というか、夜明け前の駅前での独り言のような雰囲気を纏っている作品で、身近だけど神秘的ですらあります。
LPをスルーしたのを心底後悔しています。