自分を責めてほしくないという気持ちは、私自身のためなのだろうか? 私が自分を責めないように、責めないことを正当化したいのだろうか? このあたりは、考えるとよくわからなくなってくる。
なのでだんだんと、オキシトシンのせいにするようになった。
そう、人間は、人に親切をするとオキシトシンというホルモンが出て、幸せな気持ちになれるという。
私はもはや「責めないでね」と誰かを祈るだけでホルモンを出して自分を満たしているのかもしれない。
石川理恵『大人になって心理学を学んだら 子育てが楽になり、週末本屋を開いた』(大和書房,2026)