エレクトロニック・ミュージックの規則的なリズムを聴いていると、「曲の世界に引きずり込まれる」瞬間が訪れます。
そんな曲のひとつが、David Guettaによるハウス・ミュージックへのアプローチを強めたプロジェクト、Jack Backの「Feeling」です。
この曲の魅力は、たくましさを感じるエネルギッシュなボーカルと、1980~90年代を思わせるエレクトロニック・サウンドです。
ループする音に捕捉されると、抜け出すのは実に難しい。その状態に♪I got a feelin’ (feelin’)♪の歌メロが拍車をかけます。音と歌のスパイラルに絡め取られ、ずっと聴いていたいと思えます。