Young Fathers Geronimo for aoba_joe

壁をなぎ倒し、天井をぶち抜く暴力的に陽性な音楽。ゴスペルの祝祭感とアッパーなサイケ感をごった煮するのは意外となかったのかもしれない。無理やり例えれば、Chance The RapperとAnimal Collectiveを止揚した具合である。かなり作り込んだ音像に聴こえるが野性味が全く減退していないのがすごい。
昨年のBeyonceの傑作もそうだが、やっと肉体的な音楽が戻ってきたし、聴き手にも馴染んできたように思う。