#シティポップの基本がこの100枚でわかる!
松田聖子『Canary』(1983)
70年代は山口百恵が時代を築いていたが、突如の引退。
絶対的アイドルなき時代が来るかと思いきや、そこに松田聖子がデビューする。
髪型やファッション、生き方なども世の女性たちが取り入れたカリスマ的存在として80年代を駆け抜けた。
本作は当時彼女としては珍しい失恋ソング。
松本隆の歌詞が光る渾身のシングル。
松本隆さんの歌詞とユーミンさんのメロディ、松任谷さんのアレンジ。ある意味、ユーミンの世界に松本さんがお邪魔して、松田聖子さんが歌うという奇跡のようなクリエイティブ。それにしても、この歌詞はすごい。