JUSWANNAに属するラッパー、メシアTHEフライのソロ作。
リリースは2010年。
「King Of Dope」という副題の通り、メシアが持つハード・コアなスタイルが提示された挑発的なアルバム。
バランスは度外視し好きなビートを選んだという本盤、一本筋が通ったコンセプチュアルな風格を漂わせている。
煙たく黒いビートとエグ味を効かせたラップ・スタイルはまさにドープ。
何度も聴くことでジワジワと毒が回ってくるようなしぶといヒップホップ。
白眉は16FLIPのアブストラクトなビートが炸裂したこの曲。
ユーモラスながら不遜なメシアと、仙人掌の絶妙なタメが効いたフロウがスリリングに交差する。