Moshimossという邦人アーティストの新作(1月リリース)。ジャケットが素晴らしいのですが、その期待通りのサウンドスケープに浸れる作品です。
自然音や電子音がピアノや弦楽器等の楽器音を取り囲む、というのはそれなりにありますが、この作品はその没入感がすごいです。曲によってはシューゲイザーのように覆ってます。
私はこういう音がけっこう好きです。楽器の美しいメロディの主張が激しくならないのと、儚さやノスタルジーが喚起されるからです。あるいは、ピアノの連打が渾々と湧き出る水のように聴こえたりすることもあるのもいいですね。