昨今のアニソンとか声優界隈がなにやら凄い事になってるとは漏れ聞こえていたものの花澤香菜さんの”claire”を聴いた時はやっぱりかなりビビった。
一曲一曲の完成度もさることながら曲の中で繰り広げられる繊細な発声のバリエーションと行き届いたコントロール具合に声のプロの凄みを見た気がした。歌や芝居が上手いとかを超えて声そのものの情報量の生々しさに掴まれた感じだ。
例えばこの曲のかすれウィスパーでの空気成分の配合とか歌感と芝居感のバランスとか絶妙だと思う。
月並みなロリボイスのアニソン、とかバリバリの偏見で聞き逃していた事、反省します。