待望のリリース、良い。
が、初め聴いたときは正直少し物足りなさを感じた。
欧米レーベル2社との契約を機に名義を大文字の「MILLENNIUM PARADE」に変更した。
楽曲もこれまでのようなニッチさのようなものが削ぎ落とされたことで違和感を感じたか。世界目線になったことで却って、これまでのミレパのニッチさからくる尖りや個性が薄くなったように思う。(私の耳が悪いのか?)
とはいえ、リズムの変化等の細部にはそうしたミレパの個性を感じる作品である。
今のところ個人的には「millennium parade」に軍配が上がるかといったところだが、これが早計であったと思うような今後のリリースに期待する。
欧米2レーベルと契約し、本作で世界デビューを果たしたMILLENNIUM PARADE。
常田大希が追い続けるカッコ良さはKing Gnuではなく、このMILLENNIUM PARADEに込められている気がする。
アーティスティックという意味でだ。
タイトルの『GOLDENWEEK』という言葉は、日本では大型連休であり、リリース時からしてタイムリーに感じるが、海外では存在しない。
この連休自体も日本独自のものであり、和製英語だ。
そういう点で、日本らしさを出しつつ世界を熱狂させてほしいと思う。
にしても、前作までが謎の書体に変わっててビックリした。
そして、こっちの方がカッコ良い!