Genesisの77年のライブ盤。単純に大好きです。
ジャケット、録音、セットリスト、パフォーマンスのいずれもが圧倒的なレベルで、ライブ盤の最高峰だと確信しています。
Tony Banksのオーロラのようなキーボードの絨毯爆撃とその隙間を縫うSteve Hacketの彗星ギターがもたらす繊細かつダイナミックな音像が美しく、そこを打ち破ってロック的なエンターテイメントに仕立てるリズム隊も見事。前2者だけの演奏だけ抜き出したら、先日紹介したFripp & Enoをより牧歌的にした感じになるのではないか。
この曲のみドラムがBill Brufordということで本作の神格化に一役買っています。