先日の傑作を契機にABS(北里彰久)熱が高まりつつあります。初めて聴いたこの2作目から10年が経ちましたが、未だに新鮮な気持ちで聴けます。
意外とタフなトリオ演奏で無国籍な世界観を軽やかに現出させる手腕は唯一無二で、チグハグさを残した異物感も良い具合に作用してます。
そんな中で、サビで曲名しか歌わない潔さが光るこの曲は、単純に良いメロディとグルーヴが好きです。10年前にYoutubeで見たライブ動画で、VideotapemusicのエキゾなVJをバックにこの曲を歌う彼の姿が未だに頭の片隅で輝いています。