JJ Grey & Mofroは60年代〜70年代にかけて流行したスワンプ・ロックを継承するファンク・ロックバンド。
アメリカ南部の湿地帯のことをスワンプと呼び、そこの泥臭さやネチっこさを纏ったロックのジャンルを指す。
オヤジのロックはこうだ!と言わんばかりのいい味が出ている。
2008年リリースだが、当時のDNAをしっかりを受け継いでいる。
ヒップホップやEDMは日本にも定着してる感はあるけど、サザンロックやカントリーはなかなか日本人には馴染みにくいカテゴリーだろうと思う。中2心をくすぐるわけでもなければ、聴いていることでスタイリッシュネスを演出する小道具になるわけでもない。メディアに載ることもないので浮動票ビジネスは成立しない。
だからこそ、そういう音を薦めてくれる人は音楽が好きなんだろうなと思うし、それまでの遍歴を知りたいと思う。