遂にリリースされたジョーディー・グリープのソロデビューアルバム。
期待通りの混沌と転変。
忙しない手数の応酬に訴え続けるリリック。
black midiの様式を保ちながらもマイルドに仕上げている。
これを『Blues』と名付けるところが天才。
他にもラテンやジャズなど、幅広い曲調にチャレンジしていて、新しい境地を拓いている。
正直神すぎる、ブラックミディより聴きやすくなってる気がするけど
サザンっぽいって言われてておもしろい 私はサザンがわかりませんが
まさかのBLACK MIDI解散(空中分解?)からこんなすげぇ曲を間髪入れず出してくるのは色々勘繰っちゃうけど、まぁ良い物は良いのだ
先日、black midiが解散または無期限の活動休止を発表した。
ライブが観てみたいバンドだったためショックは隠せないが、それと引き換えにVo.ジョーディ・グリープがソロアルバムをリリースすることを発表し、先行曲がリリースされた。
ジャケットがまさかの日本画で、現代春画の巨匠、佐伯俊男が手がけている。
そして、曲を聴いてみるとロックの枠組みから解き放たれたが、相変わらずアバンギャルドなことをしていた。
これはこのアルバムに期待しかない。