自分の特別な曲というものに憧れていた。
色々聴いていたそんな頃に買ってみたCD。
すごく没入感があって聴き始めると曲の世界観に入り込んでいく。
バカだったあいつらというのは過去の仲間を思い出して歌っているけど、当時唯一ここだけは曲の世界観とちょっと違う感情だった。
現在進行形でバカなあいつらとバカなことをしていたからである。
将来この曲の本当の意味がわかるんじゃないかと思っていた。
今聴いたら、なんてことはなくずっと聴き続けていて、バカなあいつらとも距離は離れていても気持ちは一緒にいる状況である。
20年前の俺へ。
この曲を聴いてたときの友達とは喧嘩してもう誰とも会ってない。そして、あの時描いていた、なんだかすげえ奴に俺はなれなかった。
いまでは、あの未来が真っ青に青すぎて眩しいと感じることもなくなった。
ただ、その後、かけがえのない友達ができ、結婚もした。仕事も楽しくやっているよ。そして、20年前の俺から見ても真っ当に魂込めて生きてきた。だから、大丈夫だ。
不安をかき消すためにいつも聴いてたな、その後に絶望することも沢山あったけど、それを上回る沢山の財産になる出会いや嬉しいことがたくさんある。
願わくばもう一度、青道を歩んで行きたい。
多分これも #抗うつ曲
東海テレビの昼ドラマ「貫太ですッ!」の主題歌
昼ドラマ自体ドロドロ系が多い中、ホームドラマ路線で異色の作品だった
小坊だった頃に見た作品で最近思い出し、Spotifyにあったのでちょくちょく聞いている
当時は何も思わなかったが今聞くとかなり刺さる歌詞…
「僕は僕らしく生きていこう」
そんな真っ直ぐではいられなくなったけど、この曲を聴いたら少しは前を向けるようになるかもしれない…
(関係ないけどこの作品が2003年で電車男が2005年なので小坊くらいに聴いた曲って大人になっても心に残るものですね)