「Early Light(Meitei Remix)」より。
・斎藤 環 - 「自傷的自己愛」の精神分析 読了。
「自信は低いが、プライドが高い」ということについて深く学べた。
臨床経験から基づいた文章はとても読み応えがあり、自責や自己卑下してしまう構造や、幼少期の両親との環境、時代別の心理学の関心などが記されている。
「自己肯定感をあげよう」という理論で終わらずに、当事者へ向けた指標もとても参考になる。
途中読んでいて辛くなった時間もあったけども、一読した今は「自分の辛さを軽減できるかもしれない」、と前向きになれたので良い読書体験だった。
Tobias Wilden
ピアノの響きと、リズムの変化が物語を想像させてくれる。
読書をする際のBGMとして、よくこのアルバムを流してます。一曲一曲のテンションのバランスが絶妙で、澄んだピアノの音色が疲れきった身体に優しく響きます。
ここで、最近読んだ面白かった本を挙げさせてください。
・平尾 昌宏 「人生はゲームなのだろうか?」
・野村俊明 「刑務所の精神科医」
・松岡 宗嗣 「あいつゲイだって アウティングはなぜ問題なのか?」
・斉藤 環 佐藤 優 「なぜ人に会うのはつらいのか」
・荒井裕樹 「障害者ってだれのこと?」