SCARS、SWANKY SWIPEでの活躍の中で放ったソロ・ファースト作(2008年)。
その唯一無二のビート・アプローチはまさに天才的で、卓越したリズム感覚が成せるフロウは日本語ラップの歴史においても圧倒的なオリジナリティを有している。
ストリートの苛烈で陰惨な情景描写の中に脆く自虐的な内省が影を落とした生々しいリリックはSeeda「花と雨」に接続し、ブーミンでソリッドなビート・チョイスのセンスはDNCとも共鳴する。
この曲は仙人掌を迎え、Mike James Kirklandをサンプリングしたソウルフル・チューン。
このビートにはこのフロウしかないと思わせるBESのラップに痺れる。