ゼロ年代以降の男性R&Bシンガーの中でも突出した才能を持つJaheimの2001年デビュー作。
煌びやかなブラコン路線とは無縁の、滋味深く成熟されたプロダクションとボーカルワークには強烈なインパクトこそないけれど、じっくりと聴くほどに魅了されていく。
この曲はもたついたようなスロウビートが快楽神経を刺激するメロウミドル。
ブルージー&ファンキーなギターのループと、ソウルフルなコーラスの使い方などにはネオソウルからの水脈がしっかりと流れ込んでいる。
D'Angelo『Brown Sugar』からの影響をはっきりと聴き取れるが、単なるオマージュではなく自身の音楽表現に落とし込むセンスは流石。