ピンク・レディーというアイドルが「非現実的なキャラクターや世界観」をコンセプトとした漫画チックなアイドルとして売られたことで、作詞家は「こんな女がいるかと言われても、マンガだからと言えば黙らせられる」と言いつつ、差別意識が強かった時代に自身の主義主張を書いてたという話。
それを踏まえるとこの歌詞も非常に良い。
ピンク・レディーは色っぽい衣装で踊りながら可愛らしいアイドルソングとしてこの歌を歌う。
しかし歌詞の内容は男相手にガチンコの勝負を挑み勝ちに行く女の歌で、当時女性が様々なエンタメで武器にしていたお色気は「しばらくお色気さようなら」と、戦う女自ら捨て去っている。
今更だが良い歌だ。
まさかピンク・レディーの歌詞に深く感動する日がくるとは。
ピンク・レディーは私にとっては「昔のアイドル」というイメージしかなかった。
しかし最近昭和のエンタメを分析した本を読み、ピンク・レディーというアーティストが「漫画のように非現実的なキャラクターと世界観」をコンセプトとしたアイドルとして売られ、彼女たちの歌を手掛けた作詞家は「こんな女がいるか、と言われても、マンガだからね、と言えば黙らせられる」と言いながら、差別意識が今より強かった当時において独立した女性像やマイノリティのことを歌詞に盛り込んでいたのだと知った。
この曲もよく聴いたらマイノリティに寄り添った歌詞になっている。
【作詞: 阿久悠 /作曲:&編曲: 都倉俊一 】
・この曲は1977年12月に発売
・Pink Ladyの6枚目のシングル
・小学2年生の頃、初めて物心ついて、お年玉で買ったEPレコード
・家には仮面ライダーストロンガーやゴレンジャーとかのレコードがあったけど、自分で、欲しい!と思って買ったのは「UFO」だった。
・ピンクレディーの歌とか好きと言うより踊りとか、派手な衣装などが好だった感じ。明確な理由とかはないけど。
その後にピンクレディに、どっぷりハマったわけではなく、この曲だけを買った感じ
#70年代