名作RPG『聖剣伝説2』のサントラでもお気に入りの曲。
妖精族の少年ポポイのテーマ曲。
このゲームが私の心にケルトファンになる種を蒔いたように思う。
子どもの頃、母と兄がスーパーファミコンで良く遊んでいて、私はいつもそれに混ぜてもらえず見学していた。
自分で遊べない分ゲームを操作する上での感動は全く分からなかったが、物語と音楽は強く心に焼き付いた。
大人になって『聖剣伝説2』のサントラを探す時にもこの曲はしっかり覚えていたので、相当好きな曲だったのだと思う。
中古のROMにて隠し通路前で詰まっていたミラージュパレスのデータを何気なく遊んでいたときにこんなに静かで厳かなラスダンがあるのかと衝撃を受けた曲。
容量の関係からか原曲のイルカの鳴き声は入ってないが、それがかえってダンジョンのおぞましさを引き立てている様に思う。
思い入れが深いゲームであることは言わずがななんだけど、この「浄夜」は今聴くと、MurloとかNguzunguzuとかそういうクリスタルな鳴りのシンセを多用していた人達と同じような音が聴こえてきて、なんというかルーツみを感じる。