バラエティ出身の素人グループが歌うには格好良過ぎる曲。
友達に野猿のヘビーなファンがいるので、その影響でふと聴きたくなってきちんと聴いてみたら、曲も歌詞もあまりに格好良くてびっくり。
社会の荒波の中で生きるリアルなサラリーマン(テレビスタッフ)+とんねるずというグループが歌うからこそ余計歌詞が生々しく感じられるのかも。
秋元康さんは少女グループに歌詞を書くと欲望や願望が全面に出過ぎる。
野猿の歌詞は月並みなおじさんたちがちょっとお洒落な言い回しで自分を解放してる感があって、こちらは好感が持てる。
秋元康さんには、ずっとおじさんの為に歌詞を書いていて欲しいとさえ思う。
#11
またまたバラエティの派生グループ曲を。
いくつか歳上だった元彼が野猿をよくカラオケで歌ってたけど、世代じゃないし、学生だった私は当時ふーんって感じだった。
最近ふと聴いてみたら、なんだ?
なんかすごい今になって沁みるんだけど...
社会人になって色々な世界を知ったからか...?笑
テレビ局のスタッフさんだったということもwikiで最近知って驚いた。この人たちの元々持ってるポテンシャルも凄いし、それを引き出したとんねるずと音楽製作陣も凄い。。。
ちょっとダークな入りからの、メロディはちゃんと聴かせる感じで、特にタカさんの声が印象的で好きすぎる。
それぞれ別の仕事を持ちながらセッションする野猿の姿は、ひたすらに格好良く見えた。今聴いても褪せてない。「こんなに憂鬱な明日がやってくるなら 群衆の中に紛れていたい」、いや本当にクール。
はじめてか2枚目に買ったCD。
野猿よくお風呂で歌った。
おもしろおじさんだと思ってた人たちが急にかっこよくなるのズルい。ズルいよな。
野猿の曲は全て(Fish Fight!含め)好きですが、やっぱりこの曲のクオリティは異常値だと思う。サビが2段階あるように感じる豪華な構成だけど、メロディー自体は切ない。「作曲:後藤次利」の凄み。
野猿って、テレビが面白かった時代の奇跡のような企画だったし、番組制作会社の音声さんだったCA(アライチカ)さんがまた奇跡みたいな歌声。
こういう落ち着いた曲、現在はあまり流行らないのかな。