トロンボーン奏者Trombone Shortyの2013年作。
Verveリリースが物語るようにジャズではあるが、実態はかなりソウル・ファンク色の強い人で、彼自身もソウルフルに歌いまくっている。
今作もそんなソウルマナーが全開で、さらにハードなロックテイストまで披露。
つまりかなりポップに洗練されているが、その仕掛け人はRaphael Saadiqなので、聴き込むほどに音底に横たわるディープさに痺れることになる。
この曲はニューオーリンズの大先輩The Metersが全員集合して演奏するというトンデモない一曲。
The Metersらしい泥沼グルーヴは控えめだが、メロウに泣ける大名曲。
Trombone Shorty
- びっくりするくらい開放的でハードなニューオーリンズR&B。折衷されまくった現代のR&Bやロックに食傷気味になる時があるが、そんなタイミングで聴くと「これでええんや」と全肯定したくなる音楽。一流のプレイヤーが手加減なしでぶっぱなす痛快感がたまらない。たぶん録音も優秀。ハードじゃない曲はかなりピースフルで、全編通じてポジティビティ溢れまくる作品。