デプレッシブ/ポスト/ブラックメタル
DSBMの解釈に革命をもたらした伝説。
2007年2nd、スウェーデン。
ロックに近しいポップな構成。
から放たれる生への苦痛。
都会的ピアノ、ハンドクラップ、童謡。
サウンドとのギャップは、
酩酊した軽薄さをも感じうる。
自暴自棄。
足のもつれた、前のめりな疾走感。
へらつく笑顔の内面を音楽的に昇華した。
いつ聴いても好き。
スウェーデン産リストカット系、躁鬱ロック。
界隈に多大な影響を与え、後のLife lover系なる作風を示した2006年1st作。
メランコリックとキャッチーさの両立。
酔ってんのか?てヘロヘロなVoスタイル。
ザクザク軽快に進むギターリフ、ドラム。
どれも病みつき。
鬱ブラ。
メタルというよりハードコア?
ブラックコア?
不安定なアレンジと落ち着きのない絶叫ばっかり取り沙汰されがちだけど、その実とてもよいメロディセンスを持つバンド。
リーダーの死に様からしてマジに病んでいたのだろうが、ここまで美しい作品を作れるものなんだね。
古来より創作活動と死は切り離せない関係。
中二病とかじゃないのよ。
モノクロで全て表現できるように、生と死は全て。
さすがにお手軽自殺セットの限定版は買っていない。
あんなのあっても絶対困るだろ…