もともと神がかった個性的なアーティストの
イメージではあったけど、
こんな曲もあるのかとびっくりした記憶
地声からファルセットに抜ける感じやビブラート
(ライターのimdkm氏がヨーデルのようと書いていて
なるほどと思った)、コーラスの重ね方など、
宗教音楽を聴いている気分になる
リリックはセンシュアルなので背徳感があっていいね…
これは日本語ラップとしてはネクストレベルですねー。
😈🔥
なんかグレゴリオ聖歌聴いてるような感覚
Tohjiのこの実験的な新譜は、宮沢賢治の『よだかの星』からインスパイアされているらしい。
よだかの星は、醜くいじめられていた夜鷹(鷹とは別の種)の話。太陽に飛び込んで焼身自殺を図っても「あなたは夜の鳥なんだから星のところに行きなさい」と言われ、星に向かうと「鳥ごときが星まで飛ぶなんて無理だ」と言われた夜鷹は、最後の力を振り絞って上空に飛び続ける。命をかけて天に向かい、遂に一つの星となった。
このストーリーを知ると、新譜で唐突に賢治を引用した意味もわかる。これまで「HIGHER」「TEENAGE VIBE」「on my own way」などで示してきた"孤高のトップ"に夜鷹を重ねたのだろう。
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