あまり知られていないが、訪日した有名ミュージシャンたちはネットでAAやNAミーティングの会場を調べて、空港に着いてから日本の自助グループ事務局に連絡して、その晩参加できるミーティング会場を訪れるという。
英語で参加できるミーティング会場は都内でも限られており、そこに行けばかなりの確率で有名ロックミュージシャンと会えると聞いたことがある。
彼ら彼女らは、国外ツアーに行って自助グループから離れると、スリップの危険があることをよく知っているからだ。
このように回復に終わりはない。克服するという終着点はないことを知ってもらいたい。
信田さよ子『溺れながら生きる 依存とケアのあいだで』