kiemono
k i e m o n o 🪑🌿
三浦大知 / 矢的直明(nao'ymt) / 阿部芙蓉美 / ハンバートハンバート / Gabrielle Aplin / BLACKPINK / mamamoo /
ピアノの旋律が美しい。
メロディからは切なさと焦燥感を感じて、
聞いている途中で過去の記憶が蘇ることがある。
この曲を好きだと言う人と一度でいいから付き合ってみたいと思った曲。
頭からずっと静かに進行していく曲だけど、
終盤の「終わり告げる 桜の花びら」からラストまでの盛り上がりで
もう会えなくなってしまった人への後悔や会いたい気持ちがわーっと溢れ出しそうになる。
あの当時、究極の癒しだった。
仕事中ラジオから流れてきて出会った曲。
この曲で初めて阿部芙蓉美さんに触れた。
当日毎月残業70h超えの職場で日々頑張っていた。
職場ではラジオがいつも流れてたけど、基本的に集中してるから耳に入ってくることはなかった。
でも心身疲れ切った時にラジオからこの曲が流れてきて癒されたのを覚えてる。
阿部芙蓉美さんの唯一無二の歌声も、歌詞の言葉選びもメロディも全て好きになった。
最後に 車はいらない で締めるところも好き。
乗らないんかい笑 ってなって仕事中ほっこりしたのが懐かしい。
アニメ「宇宙兄弟」で出会った曲。
落ち込んだら休みんで立ち止まってね、自分に優しくね、
という曲が多い中この曲は違った。
(そういったとことん優しい曲も勿論好き)
楽な方に逃げたくなるけど奮い立て!
この際ノンストップで駆け抜けろ!
という歌詞をあくまで優しいメロディにのせて伝えてくれるこの曲は、すぐに落ち込んで自分を甘やかし逃げ癖もついてた自分にとって大切な曲になった。
以来仕事でウーンとなった時は、お風呂でこの曲を熱唱して自分に言い聞かせてます笑
映画「Boys Don't Cry」で出会った曲。
当時の私は大学生で、同じ学部にほとんど知り合いもおらず授業の合間は大概図書室で映画を見て過ごした。
図書館にはLPディスクが沢山あって、パッケージや裏書きから映画を発掘するのはとても楽しかった。
ある日この映画の夕焼けのようなパッケージが気に入り早速観てみることにしたが、物語はショッキングで視聴後も頭から離れないような内容だった。
さらに、映画の終わりでこれらの物語が実在した事件だったと知った時はかなり驚いて傷付いた。
その日は授業も頭に入らなかったし、帰ってからは事件のことを夢中で調べた。
この曲を聴くたびにあの映画のことを思い出す。
2017年の独演「球体」を実際に観に行った時、1番心に残った曲。
この曲を歌いながら独りで踊る三浦大知さんはまるで命を削っているように見えた。
この頃ちょうど会社の人間関係に苦しんでいた時期で、本当に辛かった。あまり笑えない時期だった。
そんな心の中のクサクサした部分を、彼の渾身の歌で吹き飛ばされたかのような気持ちになった。
独演が終わって、三浦大知さんの凄さはもちろんこれらの曲を生み出した矢的直明さんに心を奪われてしまった。
結果「球体」のグッズは買わずに、会場で売られていた矢的直明さんのアルバムを買って帰った。