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Keitaro
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久しぶりの投稿。
切なくて哀しくて、でも温かいこの曲を聴く度に、引き裂かれそうになる。
何に引き裂かれるかというと、過去と未来に。
君の手を握るたびに わからない「まま」
胸の窓開けるたびに わからない「まま」
サビで強調されるこの「まま」という唇を1回閉じてから口を大きく開く音には、「まま」=変わらないという意味があり、それは時間の歩みを引き留めようと過去から手を伸ばしているかのよう。
でも、ビートは確実に刻まれて未来へと向かっていくし、音楽はいつか終わる。
過去と未来の間で引き裂かれた狭間で、自分は「現在」=イマを生きているのだということを再認識させられる。
そんな曲だ。
カオスの沼から抜け出せない
Tempalayメジャーデビュー
キングヌーやミレパとの比較もよくなされるが、このカオスさ、不気味さ、浮遊感、スピリチュアル感、そしてそれらを支える技術、構成、グルーブは唯一無二
Tempalayが売れるかどうか、という点でいえばお世辞にもポップとはいえない部分が大きくて不安ではあるが、そんな議論もすべてくだらなく思えてくる
ポップな音楽は同時に消費されやすくもあるが、これは消費されるとかそういう次元じゃなくて、音楽の沼にこちらを引きずり込んでくる
消費される音楽とか、消費への抵抗とか、そういう話もすべて超越した新しい音楽の在り方をも提示しているような作品
『体を脱ぐ』
〈あなたにもう逢えないと思うと
体を脱いでしまいたいほど苦しくて悲しい〉
「体」と「脱ぐ」が文の中で同居することはさほど珍しくないからスルーしてしまいそうになるけど、
「体を脱ぐ」というのはすごい表現に思う。
自分という存在が肉体を持って物質としてこの世に存在することが煩わしい
魂だけになって幽霊のように漂いたい
逆・抜け殻?
そんな気持ちだろうか。aikoの才能の枯れなさを改めて感じた1曲。
ニューアルバム全体もとても良かったのでぜひ!
1年間リリースが延期されたという作品。
きっと1年前に聴いていたら印象がだいぶ変わっていたかも??
というのは、先月リリースされたmillennium paradeのアルバムはおそらくこの楽曲を踏まえているというか、これを作ったことが活きてる部分もきっとあるだろうと(あの壮大なアルバムのほんの一部と思うけど)思うから、リリース順が変わったことで受け止め方への影響はあるかなと。
この曲がこのタイミングでリリースされたことで、ヌーとミレパは別のものじゃなくて、循環してフィードバックし合う常田の両輪だということを図らずもわかりやすく示しているような。
秋山黄色のニューアルバム
ザ・邦ロックという疾走感×エモがアルバム全体を貫きつつ
アルバムとして幅の広さも見せている。
自分はいわゆる邦ロック的なものから最近離れていたけど、
「爆走するエモーショナル」とはこのことか?という突き抜けた気持ちよさが最高です。
始まったばかりの2021年だけど、楽曲単位ではこれがもう今年のベストかもしれない
今週リリースの星野源にも期待ですが
メインストリームからは外れたところでしっかりと評価されているバンドが、
タイアップでJ-POP的なものにトライして、
結果として質の高いポップスが日本のメインストリームで鳴り響き、10代にも聴かれている
こんな素晴らしいサイクルが他のバンドにも波及してほしいと思う
ACCは今後もその立ち位置を大きく変えることはないと思うけど、
楽曲単体として、米津玄師や星野源、King Gnu、ヒゲダンがでてきたここ数年の日本の音楽シーンの文脈の中で語ってもいい曲では??
言うまでもなく凄いアルバム…
本屋の雑誌コーナーを見ると常田フィーバー
一体彼はこれからどんな存在になっていくのか、何になるのか
彼と同じ時代に生きていることは幸福だと思う
King GnuはPopでミレパはexperimental、という区別は確かにそうで、ミレパで常田がやりたいことをやる自由を得るためにKing Gnuをやっている、というのも有名な話だけど
このアルバムはexperimentalでありながらも確実にPopさも携えていて、King Gnuとの音楽的な好循環も生まれていることを感じる
この夥しいほどの情報量、音数がある作品が、海外でどう評価されるかも気になりますね
気分が沈んでるときにさらに底まで叩き落とすにはうってつけ?
韓国系アメリカ人SSW
ヘビィなサウンドと、軽くて伸びやかで聴き心地が良いけど憂いがある声の相性が最高
12月にリリースされたアルバムがようやくサブスク解禁(それについてはどうかと思ってる)
もはやミスチルではないくらいにミスチルらしくない音数が少なく洗練されて起伏の小さなサウンド&メロディ(鍵盤主体だけど小林武史の頃とも違う)でありながら、過不足ないストリングスと桜井和寿のボーカルによってミスチルらしいエモーショナルさもしっかりと携えていて、しっとりと余韻に浸れるアウトロも秀逸で、新鮮さと完璧さが両立した曲という感じ
アルバム自体もミスチルらしさと新しさ/意欲性のバランスがここ数年のミスチルの中ではいちばんしっくりきて、少なくとも2012年以降ではベストなアルバムです!